私が在宅フリーランスとして働くようになってから、気づけば2年半が経っていました。
きっと、この先ずっとこの働き方を続けていくのだろう、と思っていました。
でも──
ある時期から、心のどこかにこんな気持ちが芽生えるようになったのです。
このままずっと、誰とも会わずに一人で完結する働き方を続けて良いんだろうか

体調が理由で在宅完結型の働き方を選んだはずなのに、今度は「在宅だからこそ」の物足りなさを感じ始めていました。
今回の記事では、
現在48歳の私が、在宅と出社を掛け持ちする働き方を選ぶことになった経緯についてお届けします。
在宅ひとり仕事を2年半続けて、気づいたこと
既往歴が満載の私にとって「在宅フリーランス」という働き方は、体調を最優先できる点で本当にありがたい選択肢でした。
無理のないペースで、パソコン一台で完結できる仕事。
体調の波に振り回されることなく、続けられている実感もありました。
一方で、
これまで積み重ねてきた2年半という時間のなかで、少しずつ気づいたこともあります。
それは、
一日じゅう、旦那以外の誰とも、会話をしない日が当たり前になっていた
ということでした。

ストレスというほどではないものの、「世間や社会から遠く離れたところにいる」という感覚が、じわじわと積み重なっていったんです。
数年間の間にだんだん体調が落ち着いたこともあり、私のなかで少しずつ、
「もう少し、社会との接点を持ってみたいかも…」
という気持ちが芽生えるようになっていきました。
「社会との関わりを持ちたい」という気持ちが芽生えた理由
「社会との関わりを持ちたい」とは言えど、以前のような「フルタイムの会社員」に戻りたいと考えたわけではありませんでした。
体調の波や病気の再発に対する不安はまだまだあるし、在宅での仕事を辞めたくはない。
その軸だけは、はっきりしていました。
そこで私が考えたのが、
「在宅ワークは手放さず、少しだけ出社の時間を持つ」
という掛け持ちのスタイルでした。

0か100かではなく、両方を少しずつ持てないか。
そう考えるようになったのが、大きな転換点でした。
仕事探しの条件と、求人にたどり着くまで
出社パートを探していた私にとって、絶対に譲れない条件がひとつありました。
それは、「ブログの更新を続けられること」でした。
2年半に渡りコツコツ育て上げてきた収益化ブログを犠牲にしてまで、通勤の仕事を増やすつもりはなかったからです。
そのため、求人を探す段階から週2日に絞って探すことにしました。

週3日パートだった前回よりも、さらに日数を絞ったのはこのためです。
そうして見つけたのが、今回のIT系ベンチャー企業の求人でした。
前回(経理×通勤パート)との違い
以前、治療との両立を目指して社会復帰したものの、入社3ヶ月で強制入院(=退職)になってしまったときの職種は経理事務でした。
今回採用を貰ったのは、IT系ベンチャー企業での「システム開発サポート・入力補助」という職種です。
実際に、入社から現在までの約3ヶ月間に携わった業務は、
など、多岐にわたります。

経理という専門職だった前回と違い、今回は在宅で培ってきたブログ運営のスキルをそのまま活かせる仕事だったのが、一番の違いだと感じています。
「経理としてのキャリア」を続けるための社会復帰ではなく、「自身のブログ運営のスキル」と繋がる仕事。
そう思えたことが、応募する後押しになりました。
一番の不安は「通勤・体力面」だった
とはいえ、応募を決めるまでに不安がなかったわけではありません。
一番大きかったのは、
「また通勤で体力を消耗して、体調を崩すのではないか」
という不安でした。
以前の通勤パートは、週3勤務で3ヶ月しか出社できず、その後4ヶ月の長期入院を経て退職することになった経緯があります。
(詳しくはこちらの記事でも書いています)

「また同じようなことになったらどうしよう」という不安は、正直かなりありました。
それでも今回踏み出せたのは、
この3つが揃っていたからだと思います。
始めてみてのリアルな感触
この記事を書いているいまは、出社を始めて約3ヶ月が経過したところです。
正直に言うと、通勤による疲労がゼロというわけではありません。
出社した日の夜は、以前より早めに休むようにしています。
ただ、
週2日という頻度に抑えたことで、体調を大きく崩すことなく続けられているというのが、今の実感です。

「無理なく続けられるかどうか」を最優先にしたことが、今のところ良い方向に働いていると思います。
在宅ブログ運営と週2日パート、掛け持ちのバランス
今の私は1週間の中で、
という形で、ふたつの働き方を掛け持ちしています。
体調を大きく崩さないために意識しているのは、

完璧に両立させようとせず、その時々でバランスを調整していい、と思えるようになったのも、経験を重ねてきたからかもしれません!
💡振り返り|48歳から新しい一歩を踏み出してみて
48歳という年齢で新しい職場に飛び込むことに、ためらいがなかったわけではありません。
「今さら」
「この年齢で」
そんな言葉が頭をよぎらなかったと言えば、嘘になります。
それでも今回、一歩踏み出せたのは、
✅️ 在宅ワークを手放さなくても良い働き方だったこと
✅️ 自分の体調に合わせて出勤日数を選べたこと
✅️ 過去の経験があったからこそ、自分に合う働き方の軸が見えていたこと
この積み重ねがあったからだと思います。
障害や病気を経験すると、
「もう若くないから」
「今さら新しいことなんて」
と、選択肢を狭めてしまいがちです。
私自身も、何度もそう感じてきました。
でも、
48歳の今になっても、新しい働き方を試すことはできるんだと、今回の経験を通して実感しています。
もしこの記事を読んでいるあなたが、
まだ若く、これから障害や病気と付き合いながら働き方を模索していく立場なら──
「自分にはまだ、いろんな選択肢が残っている」
そう思ってもらえたら、うれしいです。
まゆみの体験談は連載記事になっています。
