体験談① 失業手当がもらえずハローワークに行かないまま転職活動した私の末路

一人ぼっちで砂漠を歩く女性 私の体験談

これは、失業手当がもらえないことが理由で、ハローワークを利用せず、ひとりで転職活動してしまった私の実体験の記録です。

当時の私は、

まゆみ
まゆみ

失業手当がもらえないなら、ハローワークに行っても意味ないよね!

そう思い込んでいました。

その結果、必要な情報も客観的な意見も貰えないまま、たった一人で転職活動を進めることになります。

今振り返るとこのときの選択は、その後の働き方や人生に、少なからず影響を与えていました


転職理由は家業の倒産だった

当時30歳だった私が転職を考えることになったきっかけは、父が経営していた会社の倒産でした。

当時の私は、両親と3人で実家に暮らしながら、父の経営する会社で約10年間、正社員として働いていました。

従業員は100名以上いて、県内の色々な地域に店舗を構えていました。

「父が経営する会社で働いていた」というと、

身内だし楽なんでしょ?

融通がききそうでいいなあ

というイメージを持たれがちですが、実際はそうではありませんでした。

勤務時間は基本的に、9時から19時の固定9時間。

繁忙期には週休1日になることもあり、年末には11連勤になることもありました。

また、残業代や休日手当が支払われることはありませんでした。

決して楽な環境ではなかったですが、

まゆみ
まゆみ

実家ぐらしで恵まれた境遇にいるのだし、この条件でも、頑張るのは当たり前だよね…

そんな価値観とともに、疑問を持つことなく働き続けていました。

そんな状況のなか、ある日突然、会社の経営が立ち行かなくなります。

家業が倒産することになったのです。それにより、私たち家族の生活は一変しました。

  • 実家は競売にかけられ、住む場所を失いました
  • 元従業員と会うのを避けるため、両親は田舎に移りアパート暮らしをすることになりました
  • 私は仕事を探すため、ひとり暮らしをする決断をしました
  • 家賃を払うため、早急に仕事を見つける必要がありました
まゆみ
まゆみ

こうして私は生活を維持するために、人生で初めて「転職」を現実として考えざるを得ない状況に立たされました…


雇用保険に入ってなかった|10年も勤めたのに失業手当ゼロ

家業が倒産することになり、「次の仕事をどうしようか」と考え始めた頃、私は衝撃の事実を知ることになります。

それは、自分は雇用保険に入れてもらっていなかったということでした。

それまでの私は「雇用保険」という言葉について、きちんと意識したことすらありませんでした。

10年間も正社員で働いてきたのだから当然、失業手当をもらえるものだと思い込んでいました。

けれど実際には、私は父の会社に入ったときから雇用保険に加入していなかったため、失業手当も出ないという現実を突きつけられたのです。

まゆみ
まゆみ

このことを知ったとき、そんなことがあるなんて…全く知らなかった…と、頭が真っ白になったのを覚えています。


ハローワークに相談しなかった理由

失業手当が貰えないという事実を知った私は、一度もハローワークに行かないまま転職活動を進めることになります。

この時点で、こう思う方も多いと思います。

失業手当がもらえないとしても、ハローワークには相談に行ったほうが良いんじゃない?

まゆみ
まゆみ

しかし当時の私は、父の偏った先入観に感化されていました。10年間、父のそばで働いていたからかもしれません…

父はこのように考えていたのです。

  • 公務員というのはお役所仕事の人たち
  • だから、融通が利かない
  • 相談しに行ったところで、たらい回しにされるだけ

私は父の影響を多分に受けてしまっており、ハローワークに対しても、

「行っても意味ないんだろうな…」
「どうせ大したことはしてくれないんだろうな…」

という印象を持ってしまっていました。

その結果、

私は誰にも相談せず、ひとりで転職活動を進めることになってしまったのです。


初めての転職活動を全くのひとりで進めた結果こうなった

私は、学校を卒業してすぐに父の会社に入社していました。
それは、いわゆる一般的な就職活動を一度も経験しないまま30代になっていたことを意味します。

そのため、

  • 履歴書はどう書くものなのか
  • 職務経歴書はなぜ必要なのか
  • 応募書類はどのように送るのが常識なのか

といった、いわゆる転職活動の基本知識すら、ほとんど持っていなかったのです。

当時の私は、「転職サイトをいくつか見て、良さそうな会社があったら応募する」という方法しか知らず、誰にも相談せず、完全に一人で転職活動を進めてしまっていました。

その結果、今振り返ると「やってはいけないこと」をたくさんしてしまっていました。

たとえば――

  • 履歴書は、アルバイト用の簡易的なものを使用
  • 応募書類は、三つ折りにして小さな茶封筒で郵送
  • 職務経歴書は、作っていたかどうかすら微妙

(注)すべて正社員の応募です。

今なら一目で、「それは、書類選考で落とされるよね…」と分かりますが、当時はそれが分かりませんでした。

書類が通らない理由を、「私にはちゃんとした経歴がないから、転職先も選べないんだ…」「もう30代だから厳しいんだ…」と、すべて自分のせいだと思い込んでしまいました。

もしもこのとき、

  • ハローワークで応募書類の書き方を教えてもらっていたら?
  • 第三者から「それはこう書くと良いよ」とフィードバックをもらっていたら?

転職活動の結果もその後の人生の選択も、少し違ったものになっていたかもしれません。

有益な情報を持たないまま一人で転職活動を進めてしまうと、気づかないうちに選択肢を狭めてしまうことがある───

まゆみ
まゆみ

この教訓は、だいぶ後になってから私が強く実感したことでした。


💡振り返りポイント|相談できる場所はあったはず

当時の私は、

・失業手当がもらえない
・だからハローワークに行っても意味がない
・だから自分で調べて転職活動するしかない

そう思い込んでいました。

まゆみ
まゆみ

いま振り返るとこれは事実ではなく、完全な思い込みでした。

失業手当の有無に関係なく、

「応募書類の書き方を相談する
「今の状況で取れる選択肢を教えてもらう
「世の中にどんな仕事・働き方があるのか知る

こういったことは、ハローワークでも十分可能だったはすです。

もしもあのとき誰かから、
応募書類の書き方だけでも教えてもらえていたら
客観的な視点で、当時の私の状況を整理してもらえていたら
私の転職活動はもう少し現実的で、選択肢のあるものになっていたと思います。

情報を持たないまま、ひとりで就職活動を進めていくと、

自分の過小評価につながり視野を狭め、その後の人生の選択肢まで縮めてしまう───

そんな危険性をはらんでいると思います。

まゆみ
まゆみ

この経験は、正しい情報を持たないまま一人で転職活動することがどれほど危険なのかを身をもって知るきっかけになった出来事です。


ひとりで転職活動を進めた私がこの後どんな道を辿ることになったのかについては、別の記事で体験談を描いています。
不眠症発症から障害者手帳を取得するまで|30代独身ひとり暮らし女子のケース

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