HSP気質があると、

フルタイムで働くのがしんどい…

人の多い職場だとすごい疲れる…
このように感じることはありませんか?
私自身も子どもの頃から、なんか自分は周りと少し違うかもしれない…と感じながら過ごしてきました。
私の場合は、人と少し違う自覚がありながらも、ずっと立ち止まらず無理して働き続けました。周りの人たちは、自分と同じ働き方を普通にこなしていたからです。
その結果私は何度も、体調を崩して休職・転職することになりました。そんな私は現在、在宅ワークで働いています。
\私のデスク周りです/



今回の記事では、HSP気質のある方が無理しないための選択肢として「在宅ワーク」という働き方について、私の実体験をもとに解説していきます。
HSP当事者が仕事を辛い・したくないと感じる原因は?

HSP気質があると、仕事そのものというよりも「働く環境」に強いしんどさを感じることがあります。
HSP当事者が、仕事を「辛い」「したくない」と感じているとき、多くのケースでその環境には共通点があります。
たとえば───
■対人関係によるストレス
■環境によるストレス

実はこれ、すべて私自身が感じていたことでもあります。
HSP当事者が「仕事を辛い・したくない」と感じる主な理由を総合すると、外部からの刺激(環境・対人要因)を丁寧に受け止めすぎてしまっているケースが多いです。そのぶん、負担が大きくなりやすいことが一因だと感じています。
HSPはフルタイムで働けない?

HSP気質があると、「フルタイムで働くのは無理かもしれない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、HSPの方でもフルタイムで働けないわけではありません。
ただ、合わない環境を選んでしまうと精神的な消耗が大きくなってしまい、結果的に働き続けるのが難しくなるケースがあります。

実際に私も、自分の特性に合わない環境を選んでしまったことが、メンタル悪化に繋がったと実感しています。その結果、休職したりフルタイムで働けなくなっています。
昔の私は、誰にも相談せずに転職活動を進めていました。その結果、給与などの条件ばかり重視してしまい、まったく自分の特性に合わない職場を選ぶことになってしまいました。
合わない職場で働き続けたことで体調を崩し、最終的には障害者手帳を取得することになってしまったという経緯があります。当時のことについては、こちらの記事でまとめています。
▶ 不眠症発症から障害者手帳を取得するまで|30代独身ひとり暮らし女子のケース【体験談②】
HSPは在宅ワークに向いてる?

HSP気質を持つ方のなかには、「在宅ワークなら、自分に向いているのかも?」そう考える方もいらっしゃると思います。
HSP気質の方には、在宅ワークが向いているケースは多いです。
ただしそれは、HSPの方全員にオススメできる、という意味ではありません。

これがどういう事なのか、次の項から詳しく解説していきます。
HSPは在宅ワークに向いている?3つの理由を解説

まずは、HSP気質の方に在宅ワークが「向いている」といえる3つの理由から解説していきます。

在宅ワークの働き方で一番大きなメリットと言えるのは、他の人や環境から受ける刺激の量を自分でコントロールしやすい点にあります。
刺激の量を減らしてメンタルを安定させられると、結果的にアウトプットする仕事の質を上げることに繋がります。
HSP×在宅ワークの注意点

続いて、HSP気質の方が在宅ワークという働き方を選ぶときに「注意したいポイント」を解説していきます。
在宅ワークという働き方で気をつけたいのは、誰かと一緒に仕事をする感覚が薄くなってしまう点です。それは、誰とも繋がっていないという孤独感や、オンとオフの切り替えの難しさにも繋がります。
また、在宅ワークの中にも幅広い働き方があり、なかには収入が安定しないケースもあります。

在宅ワークにはこうしたデメリットはありますが、環境や働き方を工夫することでカバーできる部分も多くあります。
HSPが在宅でゆるく働きたいと思うのは甘え?

HSP当事者のなかには、

いまの働き方にはもう疲れちゃった。もっとゆるく働けたらいいのにな…
このように考える方も多くいらっしゃいます。
しかし世の中では、フルタイム正社員で働くことが正義 と思われている節があるように思います。

でもそれって、すべての人に当てはまるものではないと私は思っています。身体を壊してしまっては、元も子もありませんよね。
「ゆるい働き方」と言っても別にラクをすることではありません。世の中にはさまざまな働き方が存在し、自分にはそれを選ぶ権利があるということを知るだけでも、気持ちがかなりラクになるのではないでしょうか。
「ゆるく働きたい方」と考える方への選択肢としては、以下のような形が考えられます。
このように現在の世の中には、フルタイム正社員「以外」の働き方もたくさん存在します。
こうした選択肢の中でも、特にHSP気質の方にマッチしやすい働き方として「在宅ワーク」があります。実際にどのような媒体を使うと仕事を探しやすいかについて、こちらの記事で詳しくまとめています。
働き方は人それぞれの特性や体調によって合う・合わないがあるため、「フルタイムで働くこと」だけが正解とは限りません。

自分に合った働き方を選ぶことは、メンタルや健康を守るだけでなく、長く働き続けるためにも大切な選択だと私は感じています。
HSP当事者が働き方に悩んだときの選択肢は?

ここまで、HSP気質の方にとっての働き方について見てきましたが、「自分に合う働き方や仕事が分からない」と感じている方もいらっしゃると思います。
実際に私自身も、ひとりで考えて仕事を探していた時期は、条件ばかりに目が行ってしまい(給与とか休みとか)、結果的に合わない仕事を選んで遠回りになった経験があります。

今回は、「在宅で働けたら」と考える方が多く読まれていると思いますので、在宅ワークを探せる求人媒体や転職サービスをいくつかご紹介していきます。
ハローワークインターネットサービス(一般就労/障害者雇用)

ハローワークインターネットサービスでは、自宅にいながらハローワークの求人情報を検索することができます。求人によって、本人が直接応募できるもの(オンライン自主応募タイプ)と、ハローワーク窓口の紹介状が必要なものある点だけ注意が必要です。
検索画面の下の方にある「詳細検索条件」ボタンを押すと、条件を設定するページに移ります。つぎに、一番下にある項目「その他」にある「在宅勤務」にチェックを入れると、在宅に対応する求人を見ることができます。
▶ ハローワークインターネットサービスを見てみる
リクナビNEXT(一般求人・障害者雇用:正社員・契約社員・業務委託・派遣)
最初に、一般的な転職サイトでの在宅ワーク検索方法をご紹介していきます。今回はリクナビNEXTを例に、探し方をご説明していきます。
リクナビNEXTは、リクルートグループが運営する国内最大級の求人・転職サイトです。
リクナビNEXTは、「正社員募集のサイト」というイメージが強いと思いますが、実際には契約社員・パートから、障害者枠・在宅勤務前提の業務委託に至るまで、幅広い形の求人が含まれています。他の求人サイトと比べても掲載件数が非常に多く、幅広い職種や働き方の求人を確認できるのが特徴です。
在宅勤務に絞って見たいときは、求人検索画面内「勤務地・こだわり条件など」から、「こだわり条件」を選び、「勤務地・アクセス」内で、「在宅勤務(リモートワーク)OK」もしくは「フルリモート」にチェックを入れて検索してみましょう。
▶ リクナビNEXTをみてみる
dodaチャレンジ(障害者雇用:正社員・契約社員・その他)
障害者手帳をお持ちの方の場合は、障害者雇用専門の転職エージェントを利用することで、自分の特性に合う求人を紹介してもらえる可能性があります。
今までになかった選択肢を知るきっかけにもなり、働き方の幅が広がることもあります。
dodaチャレンジの求人傾向としては、大手企業や外資系企業も多く扱っており、通常の求人に近い環境でキャリアを築きたい方により向いていると言えます。在宅勤務に絞って見たいときは、求人検索画面にある「こだわり条件」の、「在宅勤務制度あり」にチェックを入れて検索してみましょう。
▶ dodaチャレンジを見てみる
atGP(障害者雇用:正社員・契約社員・嘱託社員・パートアルバイト)
atGP(アットジーピー)の求人傾向としては、事務職やIT職などの専門職求人で、比較的障害配慮が整った企業の求人が多めです。企業とのマッチングを重視しているサービスのため、障害内容や配慮事項について丁寧に相談しながら転職活動を進めることができます。在宅勤務に絞って見たいときは、求人検索画面にある「障害配慮から探す」の、「在宅勤務・リモートワーク配慮」にチェックを入れて検索してみましょう。
▶ アットジーピー【atGP】を見てみる
ママワークス(一般就労/正社員・契約社員・派遣社員・業務委託・アルバイト)

名前から「子育て中のママ向け求人サイト」という印象ですが、実際にはママ限定求人というわけではありません。私は子どもはいませんが、ママワークス経由でオンラインアシスタント業務を受注して働いたことがあります!
ママワークスの大きな特長としては、ダントツで在宅求人が多い事が挙げられます。契約形態は業務委託の割合が多めですが、少ないながらも直接雇用(正社員・契約社員・アルバイト)の求人も含まれています。在宅前提の募集が大半であるため、在宅での仕事を幅広く探したい女性にとっては、一般的な求人サイトより探しやすいケースもあります。
▶ 【ママワークス】を見てみる
Craudia/クラウディア(業務委託)
クラウディアの求人傾向としては、ライティング・データ入力・事務サポート・Web制作・デザイン・システム開発などがあり、PCを使って在宅で対応できる業務が多く掲載されています。クラウドソーシングの利用時は、報酬から手数料が引かれる仕組みになっていますが、クラウディアは、業界最低水準の低い手数料であるのも大きな特長です。
▶ Craudiaクラウディアを見てみる
就労移行支援サービスを利用する

「いきなり働くのは不安」「まずは体調を整えつつ勉強もしたい」と感じる場合は、就労移行支援というサービスを利用するのも一つの方法です。
就労移行支援は、障害や特性を持つ方向けの職業訓練校のようなイメージの機関で、公的サービス(障害福祉サービス)になります。
収入によって利用料が発生しますが、多くの方は自己負担無しで利用しています。体調や特性に合わせながら、無理のないペースで働く準備を進めていくことができるのが大きな特徴です。

今回はその中でも、在宅で訓練利用ができるところをいくつかご紹介していきます。訓練利用後の就職先が在宅勤務多めである点も大きな特徴です。
キズキビジネスカレッジ
キズキビジネスカレッジは、関東を中心に全国12箇所に事業所を持っています。在宅と通所のどちらでも利用することができ、比較的高度なプログラムが用意されているのが大きな特徴です。
たとえば会計・Webデザイン・Webマーケティング・動画制作・プログラミングなど、在宅での働き方に繋げられるプログラムも多いです。今までの利用者の先輩方も、卒業後は幅広い分野で活躍しています。
▶ 【キズキビジネスカレッジ】を見てみる
manaby(マナビー)
manabyは東北を中心に、全国31箇所に事業所を持っています。キズキビジネスカレッジと同様、在宅と通所のどちらでも利用することができます。独自開発のeラーニングを使用しているのが特徴で、自宅からでも通所時と同じ環境で学べる仕組みが確立されています。
主なプログラムとしては、デザイン・Web制作・プログラミングのほか、Excel・Word・Powerpointなどまで幅広く用意されています。利用者の先輩方の2割は在宅での就労に結びついています。
▶ manabyを見てみる
まとめ

HSP気質を持っていると、働き方に悩む場面は少なくないと思います。ですが、無理に周りに合わせるのではなく、自分に合った環境や働き方を選ぶことも大切です。

少しずつでも、自分にとって無理のない働き方を見つけていけるといいですね。


