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就労移行支援の選び方は?通所・在宅・特化型に分類して違いをわかりやすく整理します

講義のイメージ 働き方を相談する

就労移行支援の利用を考え始めて色々調べていくと、結構たくさんの種類があることに気がつくと思います。

「就労移行支援」とひとことで言っても、実は事業所ごとに支援のスタイルやプログラムの内容は大きく異なります。

私のブログでは、就労移行支援事業所について、プログラムの方向性利用方法の違いの観点から、3種類に分類してご紹介しています。

3種類の事業所にはそれぞれに特徴があり、利用目的によって向き不向きも異なってきます

まゆみ
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今回の記事では、就労移行支援を3種類に分類したときの、それぞれの違い・特長を整理しながら、いまのご自身に合う選び方についてわかりやすく解説していきます。


\この記事を書いているのはこんな人/

まゆみ

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精神障害者手帳3級(うつ・パニック障害)を取得して約15年。特例子会社での勤務経験を経て、現在は在宅フリーランスとして働いています。自分のキャパを超えた働き方をした実体験をもとに、無理しない働き方について発信しています。

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就労移行支援を3タイプに分けて考える|訓練内容と利用方法

選択肢のイメージ

就労移行支援と言っても、実際にどんな訓練をするのかどのように利用できるのかという点は、事業所によってかなりの違いがあります

「どこも同じようなことをやっていそう」と思われがちですよね。

でも、プログラムの方針・可能な利用方法・重視しているポイントなどにはかなりの違いがあります。

まゆみ
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はじめに、私が考える「就労移行支援の3タイプ分類」について共有していきます。


タイプ① 通所(汎用)型の就労支援事業所

決まった時間に決まった場所に通うことで、生活リズムを安定させ、社会復帰への後押しをすることを一番の目的とするタイプ。集団での利用を通し、社会復帰後を想定した対人訓練も兼ねています。

事務・軽作業訓練・対人スキル練習・就職活動のサポートなどを通し、汎用的・総合的に就職準備を進めていくタイプ。いわゆる「王道」とされる形で、全国的に事業所数が一番多いのはこのタイプです。

「新しく職業スキルを身につける」というよりは、生活リズムを整え、集団での利用を通して社会復帰を目指す方向性です

通所(汎用)型の事業所例▶就職率・定着率ともに90%以上のミラトレ


タイプ② 在宅・オンライン対応型の就労支援事業所

「在宅訓練」の利用対象者は、社会復帰を考えているものの、体調や障害特性の関係上、事業所への通所が難しい方です。

自宅からプログラムに参加できる形式で、近年かなり増えてきているタイプ。在宅訓練型であっても、原則として月1回は通所する必要ありと定められています。

在宅勤務に必要なツールに慣れることができるため、在宅勤務での就職を目指す方とも相性がいいタイプです。

在宅訓練型の事業所例▶ IT×在宅就労特化型のmanaby


タイプ③ 特定分野に特化した就労支援事業所(主に通所型)

IT・Web・AI・プログラミングなど、特定の職種やスキル習得に重点を置いたタイプ。
「社会復帰できたらいいな」というふわっとした感じではなく、「しっかり知識を身に着けて、この分野で社会復帰したい!」という明確な方向性がある方向けです。職業訓練や専門学校に一番近いのが、このタイプです。

特化分野型の就労移行支援は、明確な意思を持って利用する方が多いです。漠然とした方向性のまま選ぶと、途中で辛くなる可能性もあります

特定分野特化型の例▶ AIやデータサイエンスが学べるIT特化の就労移行支援【Neuro Dive】


まゆみ
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このあと、就労移行支援3タイプそれぞれの特徴・向いている方・注意点について、もう少し具体的に見ていきましょう。


通所(汎用)型の就労移行支援事業所とは?

通勤のイメージ

通所(汎用)型の就労移行支援事業所は、事業所に定期的に通い、対人訓練を兼ねながら社会復帰・就職に向けた準備を進めていくタイプの支援です。

まゆみ
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「就労移行支援」と聞いて、多くの人が最初に思い浮かべるイメージが、この通所型タイプの構成かもしれません。


決まった場所・決まった時間に通うタイプの訓練

通所型就労移行支援では基本的に、平日週5日(通い始めは週1・2回×短時間からの利用が多い)・1日4〜6時間程度 といった形で事業所に通所します。

この通所するという訓練を通して、

  • 朝起きて外出する

  • 他の人と同じ空間で過ごす

  • 一定時間活動を続ける

といった、毎日出勤して働くのに必要な基礎体力づくりができる構成になっています。

体調や生活リズムを整えることができるので、社会復帰前のリハビリ期間として使われることも多いです。


訓練内容は事務・軽作業系中心|事業所によって幅はある

会計のイメージ

通所(汎用)型の事業所はたくさんありますが、最も多いのは事務系の職種を想定した汎用性の高いプログラムを行う所です。

通所型に共通する訓練内容としては、

  • PCの基礎操作やビジネスマナー
  • 軽作業・実務を想定した模擬業務
  • グループワークやコミュニケーション練習
  • 履歴書の添削・面接対策

など、訓練~生活・対人面サポート~応募書類サポート という構成の事業所が多いです。


対人訓練を兼ねて社会復帰の準備をしたい方向き

4人で会議をしているところ

通所型の大きな特徴は、スタッフや利用者間での会話を通し、日常的にコミュニケーションを取る機会を持てることです。

そのぶん、

  • 人間関係構築の練習になる
  • 孤立しにくい
  • 体調の変化に気づいてもらいやすい

というメリットがあります。

一方で、体調がまだ不安定な方や、毎日の通所が負担になる方にとっては、かなりハードに感じることもあります。


ミラトレ・atGPジョブトレ通所型就労移行支援の事業所例

通所型の就労移行支援事業所には、以下のようなところがあります。

ミラトレは、障害者転職サイトの最大手dodaチャレンジの運営元パーソルダイバース株式会社の就労移行支援事業所です。関東から関西にかけ、全国に15箇所の事業所があります。
就職率は95%を誇り、幅広い業種と規模の企業への就職実績があります。

パーソルチャレンジ・ミラトレ


atGPジョブトレは、障害者転職サイトアットジーピー【atGP】 の運営元 株式会社ゼネラルパートナーズの就労移行支援事業所です。特長は障害別のコース制を設けている点で、自身の特性と近い利用者間で訓練が行われ、特性に応じた支援を受けることができます。ジョブトレは関東から関西にかけ、全国に12箇所の事業所があります。

就職率は97%を誇り、幅広い業種と規模の企業への就職実績があります。

atGPジョブトレ


在宅訓練・オンライン型の就労移行支援事業所とは?

オンラインでプログラムを受けている女性のイメージ

近年は通所型だけでなく、在宅・オンラインで利用できる就労移行支援事業所も増えています。事業所により、在宅利用が前提のところと、利用者の要望に合わせて通所と在宅のどちらも選べるところがあります。

在宅利用前提の事業所であっても、月に1回は通所が求められるケースが多いので、この点だけは注意が必要です。

まゆみ
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体調面の不安や外出へのハードルが高い方にとっては、こちらのタイプは利用価値が高いかもしれません


在宅訓練型も就労移行支援のひとつ

在宅型就労移行支援サービスを利用する女性

在宅訓練に対応する事業所も、通所型と同じく障害者総合支援法に基づいた福祉サービスのひとつです。
参考▶ 障害福祉サービスの概要|厚生労働省HP

在宅での訓練利用を希望する場合は、お住いの自治体(市区町村の役所・福祉担当課など)から許可を受ける必要があります。在宅訓練対応型の事業所では、自治体に申請する際の支援も行うところが多いです。

プログラムや支援を受ける際には、事業所とオンラインでつながり、

  • Web面談
  • チャットや電話でのフォロー
  • eラーニング
  • オンライン研修
  • 在宅課題の提出

といった方法で支援を受けることができます。


メリットは身体的負荷を抑えながら訓練ができること

リビングでノートパソコンを広げる女性

在宅型就労移行支援の大きなメリットは、

  • 外出移動による身体的・精神的負担がない
  • 通勤練習よりも作業訓練に集中できる
  • 人間関係によるストレスが比較的少ない

という点です。

まゆみ
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特に、うつ症状が強い時期・対人不安が強い方・感覚過敏などがある方の場合には、安心してスタートしやすい形と言えます。


デメリットは自己管理の難しさとコミュニケーションの不足

頭を抱える女性

一方で、在宅訓練型には以下のような注意点もあります。

  • 自己管理能力が必須
  • 生活リズムが崩れやすい
  • 孤立しやすい
  • 強制力が弱い

といったデメリットの側面もあります。

誰かに見て貰わないと自律的に訓練できないタイプの方だと、なかなか上手く利用できないかもしれません。

まゆみ
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在宅だから全て解決できるわけではなく、自己管理能力が求められるのもポイントです。


在宅対応型の就労移行支援事業所例

在宅対応型の就労移行支援事業所には、以下のようなところがあります。

manabyは在宅訓練対応型でありながら、東北から九州にかけ全国に30箇所以上の事業所があるのが大きなポイントです。在宅訓練対応型でも月1回以上の通所を要するところが多いため、お住いのエリア周辺に事業所があると、より負担が少なく便利といえます。

訓練には独自開発のeラーニングを使用し、Webデザイン・Web制作・プログラミング・事務系スキルの習得に対応しています。

就職先の約7割が特例子会社や障害者雇用枠であるのも大きな特徴です。

在宅×ITスキルで自分らしく働く【就労移行支援manaby】


キズキビジネスカレッジは、関東周辺と関西エリアに計10箇所以上の事業所を持っています。
就労移行支援機関では異例の、一般就労(クローズ)での採用割合が高めである点も大きな特徴です(例:一般就労58%/障害者雇用42%)。

就職先は、半数以上が大企業とそのグループ会社である点もポイントです。
プログラムは個別の要望や目標に合わせて設定され、必要なもののみを最短で学ぶ方式を取っています。

【キズキビジネスカレッジ】


在宅訓練対応型の就労移行支援事業所については、別の単独記事でも特長などを詳しくまとめています。

在宅型就労移行支援とは?利用できる方・メリット・向き不向きを解説


特定分野に特化した就労移行支援事業所とは?

プログラミングのイメージ

就労移行支援事業所の中には、特定の分野や職種に特化したプログラムを行っているところもたくさんあります。

たとえば、以下のような分野に特化したところがあります──

  • ITプログラミング
  • AI
  • Webデザイン
  • 動画編集
まゆみ
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どんな職種を目指すかがある程度明確な方にとっては、こうした特化型の事業所は相性が良い場合があります。


特定分野特化型とそれ以外の違いは?

YESのタグを持つ女性

多くの就労移行支援所では、特定の業種を意識したプログラムではなく、汎用性の高い訓練が行われます。

例えば、ビジネスマナーや生活リズムの安定など、社会復帰目的の基本訓練が中心になることが多いです。

一方で、特化型の就労移行支援事業所では

  • 専門スキルの訓練時間が多め
  • ポートフォリオ制作を重視する
  • 得意分野の就職先と繋がりがある
  • 内定を貰うまでの期間が短め

など、就職・転職直結型の色が強い傾向があります。

就労移行支援でありつつ、職業訓練の要素も高いと言えます。


汎用型と特化型の特徴比較表

汎用型と特化型の就労移行支援について、違いを比較すると、以下のようなイメージになります。

 汎用型(主に通所型)    特化型
基本
方針
生活リズム・ビジネス
マナーなど基礎訓練中心
特定職種のスキル訓練
が中心
訓練
内容
軽作業・模擬業務
グループワークなど
幅広い
IT、Webデザイン、
AIなど
専門カリキュラム
就職先
傾向
幅広い職種選択した分野に
関連した求人が多い
向いて
いる人
今までと同じ職種で
 復帰したい

方向性がまだ
 定まっていない
目指す職種がある程度
 定まっている

スキル習得により
 キャリアチェンジしたい

メリットは効率的なスキルアップ環境

YESのタグを持つ女性

特定分野特化型就労移行支援のメリットは、以下のようなポイントになります。

  • 目標がはっきりしている人には効率的
  • スキルが形に残る(ポートフォリオ等)
  • 同じ目標を持つ利用者が集まりやすい

注意点は支援の質と求人職種の幅

疑問のイメージ

特定分野特化型の就労移行支援で注意したいのは──

  • スキル訓練が中心になり、生活面の支援が薄くなる場合もある
  • 選んだ職種が合わなかった場合の負担が大きい
  • 汎用型の事業所に比べ就職先の分野は狭くなることも

という点です。


特化型就労移行支援が向いているのはこんなタイプ

面接を受けている女性
  • 「この分野で働きたい」という明確な意思性がある
  • ある程度生活リズムが安定している
  • 基礎訓練よりもスキル強化を重視したい

こんな方には、特化型の就労移行支援が向いていると言えます。

まゆみ
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もしも「自分には何が向いているか分からない」「まずは生活リズムを整えたい」という段階ならば、汎用型の就労移行支援からスタートする方が安心なケースもあります。


特化型の就労移行支援事業所例

Neuro Diveは、AIなどを活用したデータ分析や業務効率化など高度なITスキルを取得し就職を目指す、特化型の就労移行支援事業所です。
即戦力となる人材育成プログラムを基本とし、就職後の定着率は96%を超えています。

通所型のみの対応で、事業所は関東から九州に掛け全国5箇所となっています。

毎週Web上で30分間の説明会が開催されており、個別相談会も設けられています(30分)事業所に直接見学に赴く前に広く情報を入手でき、じっくり検討することが可能です。

【Web説明会受付中!】AIやデータサイエンスが学べるIT特化の就労移行支援【Neuro Dive】


ジョブトレIT・Webは、IT・Webスキル特化型の就労移行支援事業所です。
Webデザイナーコース・ITエンジニアコース・動画編集コースの3つのコースが用意されており、利用コースは通所開始後に決めることができます。

通所型のみの対応で、事業所は関東から関西に掛け全国6箇所となっています。

プロ講師が常駐し、いつでも質問できる環境が用意されています。教材には、名門スクールデジタルハリウッドの動画講座や、Adobe社のソフトが使用されます。

就職率は98%を誇るのも大きな特徴です。

障害者専門のIT・Web就労支援サービス【atGPジョブトレIT・Web】


就労移行支援の選び方|大切な視点は?

色んな絵札のトランプ

就労移行支援は、「どこも同じ」ではありません。事業所ごとに、支援の方針・雰囲気・得意分野が大きく異なります。

だからこそ大切なのは、就職実績などの数字よりも前に、「いまの自分に合うのはどんな条件なのか」です。

まゆみ
まゆみ

こちらの章では、見落としがちな視点を整理していきます。


就職率などの数字よりも「いまの自分が継続できるか」

課題・レポートとパソコンのイメージ

就労移行支援を探していくと、つい就職率などの数字に目がいきがちです。就職率や定着率など実績を表す数字は、もちろん一つの目安にはなります。

しかし本当に大切なのは、選んだ環境で自分が無理なく訓練が続けられるかどうかどうかです。継続できなければ、どんなに実績のある事業所でも意味がありません。


今の体調・生活リズムを基準にすることが大切

集中力が切れてしまうイメージ

今の自分の体調や生活リズムを無視して「理想」だけで選んでしまうと後から苦しくなります。

  • 指定された日数で通所できる?
  • 指定された時間に毎日通所できる?
  • 在宅の方が自分に合ってる?
まゆみ
まゆみ

選ぶ基準は未来の自分ではなく、いまの自分を基準にしましょう。無理をして体調を崩したときの状況を、冷静に思い出してみましょう。


1か所で決めない【見学・比較は大前提】

大草原の中に立つ案内標識

就労移行支援は、必ず見学できます。むしろ、見学せずに決めるのはもったいないです。

  • スタッフの人柄はどんな感じ?(=話したり相談はしやすそう?)
  • 他の利用者の雰囲気は?
  • 無理に契約を急かされない

実際に事業所見学に行くことで、公式サイトの説明では見えなかったポイントに気づくことができます。


まとめ|就労移行支援選びは自己分析と見学で8割決まる

就労移行支援のイメージ

就労移行支援を選ぶのにあたって、絶対の正解はありません。

通所型の方が訓練になる方もいれば、在宅訓練のほうが安定して続けられる方もいます。

特化型でスキルアップに繋げられる方もいれば、まずは基礎から順番に取り組む方が現実的な方もいます。

繰り返しになりますが、いちばん大切なことは、どこが実績が高いかなどの数字ではなく、今の自分に合うのはかどこなのかです。

まゆみ
まゆみ

いまの自分に合う形を、焦らず選んでいきましょう


最後にもう一度、今回ご紹介した就労移行支援事業所を掲載しておきます。

通所型の就労移行支援

パーソルチャレンジ・ミラトレ


atGPジョブトレ

もう一度通所型の就労移行支援について考える


特化型の就労移行支援

【Web説明会受付中!】AIやデータサイエンスが学べるIT特化の就労移行支援【Neuro Dive】


障害者専門のIT・Web就労支援サービス【atGPジョブトレIT・Web】

もう一度特化型の就労移行支援について考える


在宅訓練対応型の就労移行支援

在宅×ITスキルで自分らしく働く【就労移行支援manaby】


【キズキビジネスカレッジ】

もう一度在宅型の就労移行支援について考える


今回の記事で登場した在宅型の就労移行支援事業所については、別の記事で特長をさらに深堀りしています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

在宅型就労移行支援とは?利用できる方・メリット・向き不向きを解説

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