体験談③ 体調悪化で退職後ハローワークに行ったら想像以上に助けられた話

人が人を助けている様子 私の体験談

これは、
私の体調悪化が原因で会社を退職し、
はじめてハローワークを訪れたときの話です。

以前の会社を辞めることになったいきさつについては、別の記事で当時を振り返っています。
不眠症発症から障害者手帳を取得するまで


それまでの私は、

まゆみ
まゆみ

ハローワークは、
失業手当をもらうために行く場所

失業手当がもらえないんだったら、
行く意味なんてない

そんなふうに思っていました。

実際に過去の転職では、
一度もハローワークに行かずに、ひとりで転職活動をした経験があります。

しかし初めて訪れたハローワークで、
退職に至るまでの経緯を正直に話したことで、

  • 失業手当の受給期間が大きく延びた
  • 自分が、
    精神障害者手帳を取得できる状態にある と知った
  • 今後の働き方や選択肢を、一緒に整理してもらえた

など、想像していなかった形で、ハローワークにかなり助けられることになりました。

もしも今、

  • 体調を崩して仕事を辞めた
  • 自分は自己都合で退職したから、状況は変わらないと思っている
  • ハローワークにあまり良い印象を持っていない
まゆみ
まゆみ

そんな気持ちを抱えている方がいたら、この体験談が何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。


体調悪化で退職しハローワークを訪れた背景

これは、
私が体調悪化を理由に会社を退職し、失業手当の手続きをするため、はじめてハローワークを訪れたときのことです。

窓口の担当者の方から、

まずは、
退職に至るまでの経緯を教えてください

と聞かれました。

まゆみ
まゆみ

私はできるだけ、
時系列で説明をしていきました。

退職に至るまでの経緯
  • 入社して半月ほどで、夜眠れなくなった

  • 心療内科に通院し、
    睡眠薬を処方してもらいながら働き続けた

  • 繁忙期に入ると、
    摂食障害や過呼吸の症状も出るようになった

  • それでも3年間は一度も休まず出勤していた

  • 体調が限界に達し、
    1年弱の傷病休職をさせてもらった

  • 復職後も状況は変わらず、
    職場を変えない限り回復は難しいと判断し

そして最終的に、

体調を守るために退職を選択した
前の職場には、約5年間在籍していた

ということ。

話しながら私は、

まゆみ
まゆみ

こうして改めて説明してみると、
自分は相当無理をして働いていたんだなと、少し客観的に自分の状況を見ていました。

当時の私は会社を辞めたことに対して、

「甘えているのではないか」
「逃げたと思われるのではないか」

そんな不安も強く抱えていました。

そのため、ハローワークでここまで詳しく経緯を話すこと自体、
正直少し怖さもあったのを覚えています。


退職までの経緯を説明したら失業手当の受給期間が延びた

退職に至るまでの経緯を一通り説明し終えると、ハローワークの担当者の方は、少し間を置いてからこう言いました

貴方のケースは、
自己都合退職ではなく、
特定理由離職者に該当しますね

その言葉を聞いた瞬間、私は正直、

まゆみ
まゆみ

何を言われているのかよく
分かりませんでした。

というのも、当時の私は、

  • 自分の意思で退職している
  • 会社都合ではない
  • だから当然「自己都合退職」になる

そう思い込んでいたからです。

ところが担当者の方からは、

  • 長期間の通院歴がある
  • 仕事が症状に大きく影響していた
  • 休職を挟んだうえでの退職である

こうした事情を総合的に見て、
私のケースは、

やむを得ない正当な理由がある退職

と判断される と説明を受けました。

さらに私は、

就職困難者にも該当する

と教えてもらいました。
その結果どうなったかというと──

「自己都合退職」の場合では、失業手当の給付日数が90日になるところ、

私のケースでは、
最大300日まで受給できる可能性がある
という説明を受けたのです。

まゆみ
まゆみ

これは当時の私にとって、
本当に衝撃的な出来事でした…!

体調を壊して仕事を辞め、先の見えない不安でいっぱいだった私にとって、

  • すぐに次の仕事を決めなくても大丈夫
  • 少し休みながら、
    この先について考える時間がある

という事実は、
生活面だけでなく精神的にも大きな支えになりました。


ハローワークに行くまでは、

自己都合で辞めたのだし、
状況を説明しても
あまり意味はないだろうな…

そんなふうに思っていた私ですが、

まゆみ
まゆみ

この時点で、
その考えは完全に覆されたのです!


精神障害者手帳を取れる状態だと知らされた

失業手当の説明を一通り受けたあと、担当者の方からもうひとつ意外な話をされました。

まゆみ
まゆみ

それが、
精神障害者手帳についての説明でした。

当時の私は、その言葉を聞いたとき正直とても驚きました。

というのも、当時の私は、

  • 自分は「ただ体調を崩しただけ」
  • 治療は長引いているけれど、
    障害というほどではない
  • 障害者手帳は、
    もっと
    症状が重い人が持つもの

そう認識していたからです。

でも担当者の方は、当時の私の状況を整理しながら、淡々と説明してくれました。

当時の私は、

  • 心療内科への通院歴は5年以上ある
  • 仕事を続けることが難しくなり、
    長期の傷病休職をしている
  • 日常生活や社会生活に、
    明らかな制約が出ている
    状態

これらの条件から見て、
精神障害者手帳を申請できる状態にあるということでした。

まゆみ
まゆみ

この説明を聞いたとき、
私は「そうなんだ…」という気持ちと同時に、
少し複雑な感情も湧いてきました。

というのも、

私が当時通院していたクリニックでは一度も、障害者手帳の話が出たことがなかったからです。

そのため私は、

まゆみ
まゆみ

私くらいの症状で障害者手帳が取れるなんて、まったく思ってなかった

これが正直な気持ちでした。

ですが同時に、

もしかしたらこれまでずっと
無理をしすぎていたのかもしれない

そんなふうにも感じました。

結果的に私は、

このタイミングで手帳を申請し、
精神障害者保健福祉手帳3級を取得することになります。

この出来事は、私の中でひとつの大きな転機になりました。

それまでの私は、

みんな普通にやれていることなのだから、
なんとか頑張らなければ

という前提でしか働き方を考えていなかったのですが、

まゆみ
まゆみ

この日を境に、
・障害者として働く
・配慮を受けながら働く
という選択肢を初めて、現実的に考えるようになったのです。


💡振り返りポイント|ハローワークに対する印象が180度変わった

私は以前、ハローワークに対してあまり良い印象を持っていなかったです。

失業しても、

  • 行っても意味なさそう
  • どうせ型通りのことを言われるだけ

そんな先入観から、実際に相談に行かなかった経験もあります。

前回の転職でハローワークを利用しなかった話

まゆみ
まゆみ

ですが今回実際に足を運び、
自分の状況を一つひとつ説明してみて、考えが大きく変わりました

  • 退職理由をきちんと聞いた上で、
    制度の説明をしてくれた
  • 自分では知らなかった
    「特定理由退職」や「就職困難者」に該当する可能性を教えてもらえた
  • 障害者として転職活動する選択肢もある ことを初めて知った

これらはすべて、
一人で転職活動をしていたら、絶対に得られなかった情報です。

この経験を通して強く感じたのは、

困ったときに相談すること自体が
自分の選択肢を広げる行為なんだ

ということでした。

ハローワークは「仕事を紹介する場所」だけではなく、
「自分の状況を整理し、使える制度を知る場所」でもあります。

まゆみ
まゆみ

この日を境に、
私の中でのハローワークの印象は180度変わりました。


ひとつ知って頂きたいのは、手帳を取った後には、
障害者枠と一般就労 両方の選択肢を持てる、という点です。
精神障害者の転職は障害者雇用「だけ」に縛られなくていいと気づいた話


障害者雇用という選択肢を知った私が、その後どんな転職活動をすることになったのか、別の記事で詳しく触れています
障害者雇用で転職したいと思ったら|私が実際にやったこと

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